2010年8月24日火曜日

田中優さん** 新刊情報! **②


「田中優の'持続する志' 」より
http://tanakayu.blogspot.com/
ボランティアは、生き方の用語なのだと思う。自らの意志で自ら生きる姿勢の呼び名だと思うのだ。そしてボランティアには深さと広がりの違いもある。そのボランティアは本当に人々のためになっているのかどうか。それが実現しないなら、そのボランティア活動はしないほうが人々のためになる。また、一方で正しいボランティア活動が、他の活動の妨げになっていないかどうか。全体で考えないと、「援助」しているつもりが人々を貧しくする。それらを考えてほしくて書いた本だ。
 幸い、とても面白かったという感想が届いている。ぼくにとっては普段の講演会のように論理的で、バリバリデータ、という本ではないので、執筆が登山のような苦労に満ちたものではなかった。なんだか申し訳ない気持ちがするのだが…。 
 たとえば夏休みの宿題や、課外のボランティア活動で「ごみ拾い」が「地球環境問題の解決策」として語られる。それは違うのだ。環境問題は、人類が生き続けられるかどうかの問題だ。世界中で異常気象が起きて、我々は存続できなくなるのではないかという危機の話なのだ。家の周囲が散らかって不愉快な状態だったとしても、生命の危機ではない。一方周囲はきれいなままでも、人類を滅ぼすものがある。放射能、農薬、化学物質なら、風景はきれいなまま、食べ物の味も変わらないのにじわじわ命を奪っていくことになる。こっちが問題にされず、人々の不安をガス抜きするために「汗をかいてがんばったんだと納得する空き缶拾い」が『環境問題の解決策』として利用されてしまう。身のまわりをきれいにしても、命の危険は去らないのだ。
 空き缶リサイクルは、確かに資源を少量で再生させるから環境問題に寄与している。しかし問題なのは、もっと簡単な解決策があることだ。空き缶を店に戻すとおカネが払い戻される「デポジット」を導入すればいい。すべての空き缶に、たった10円でいいからデポジットをつければ、その日のうちに道路の空き缶は探しても見つからないようになるだろう。
 「空き缶はくずかごへ」という標語は飲料メーカーが作った。デポジットをしたくなかったから、くずかごに入れるよう仕向けたのだ。くずかごに入れれば自治体が処理しなければならなくなる。本当は飲料メーカーが集めてつぶして再利用する費用を負担すべきだったのに、くずかごに入れさせてあとは税金まかせにした。それが空き缶が町中に落ちている原因なのだ。
 これでは空き缶拾いは飲料メーカーへのボランティア活動だ。踊らされないため、自ら自分の生き方を作っていくための一冊として書いた。ぜひ一度読んでみてほしい。
 
 ☆彡 新刊情報! ☆彡
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14歳の世渡り術シリーズ
「幸せを届けるボランティア不幸を招くボランティア」
河出書房新社定価1,260円(本体1,200円)
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何となく「いいこと」だとは思うけれど、「実際のトコロどうなの?」という気持ちもぬぐえないボランティア。その現状と仕組みを知っておかないと、私たちの善意やおカネがムダになったり、誰かを不幸にしたりする!夏休みを利用して、ボランティア活動に参加してみようと思っていた人も、街に溢れる「いいこと」そうな活動に疑問を感じていた人も、必読の一冊です!○街頭募金したおカネは、全額寄付されているわけではないって知ってた?
○空き缶拾いってよく言うけれど、そもそも缶飲料を大量に作りっ放しにしている企業側の問題なんじゃないの?
○「途上国に古着を寄付」ってよく聞くけれど、ケースによっては現地支援になるどころか、発展の妨げになっている!?
○ボランティアする側に生まれる「高揚感」と、ボランティアを受ける側に生まれる「依存心」が問題?
○無責任なボランティア至上主義増加中?
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今回、5冊以上おとりまとめいただくと、特別割引していただけることになりました。
”田中優の持続する志”小原美由紀まで メールでお知らせください。 happykoara3@yahoo.co.jp
※下記1~7を明記してください。
また、メールの件名に「本の注文」と書いていただくと助かります。
1.本のタイトル
2.必要冊数
3.郵便番号・住所
4.電話番号
5.団体名(個人でなければ)
6.担当者名
7.到着希望日(あれば)

田中優さん** 新刊情報! **①


「田中優の'持続する志' 」より
こちらも大好評で、なんと、毎日のようにご注文をいただいています。
***** 新刊情報! ********  
「ヤマダ電機で電気自動車(クルマ)を買おう  ~仕組みを変えなければ温暖化は止まらない~」
出版社:武田ランダムハウスジャパン
発売日: 2010/7/15価格:¥1,575(税込み)
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いつもお世話になっている九州・自然エネルギー推進ネットワークの小坂正則さんより、「感想」というよりは「書評」を書いていただきましたので、ぜひともお読みいただき、書店で手にとってごらんいただけたら、と思います。
小坂さん、ありがとうございました!
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『ヤマダ電機で電気自動車を買おう』を読んで 2010/08/01小坂正則 田中優さんは毎年のように大分に来てもらっている私の師であり、友人だ。彼の最新作『ヤマダ電機…』が7月に出版された。 本のタイトルが何ともニクイ。ヤマダ電機の宣伝かと思ったくらいの奇抜さだ。これまで当たり前だと思っていたことが当たり前ではない時代がやってきた。その一つが電気自動車の到来だ。いままで自動車はトヨタ・日産・ホンダなどの大手自動車メーカーしか優秀な自動車は作ることができなかった。だからトヨタは世界一の企業となった。しかし、電気自動車はパソコンを組み立てるようにモーターと電池さえ買ってくれば町工場でも簡単に作ることができる。(中国では実際に町工場で手作りの電気自動車が作られているそうだ)自動車のパソコン化へと急激に変化が訪れようとしている。近い将来ヤマダ電機で電気自動車の安売りなんかが実現するだろう。そのように、電気などのエネルギーも電力会社から売ってもらわなくても優秀なバッテリーやキャパシタの普及で自分の家の電気は自分で賄うこともいずれ可能になるだろう。『電力会社の原発の電気はいりません』と宣言して、電線を切ってしまうことも可能な時代がすぐそこまで来ている。また、自分の家の電気使用量の削減のためにLED照明器具に替えることや、省エネ冷蔵庫にかえることで、楽して省エネができ、その上儲かる仕組みや電力会社も楽して省エネができ儲かる仕組みを提案している。おまけにその案を実施すれば「原発など止めても電気はまかなえる」と。
 第二章で、『エネルギーで地域経済の活性化を』というテーマで、電力会社の分割を提案している。これは私の目指す『市民電力会社』の設立の仕組みなんだけど、電力会社の発電と送電と配電の3つの事業は分割して、それぞれ別会社にすべきだという。先進国で電力会社の1社だけに地域独占を許しているのは日本だけだ。発電は誰でも参入できるようにする。そうすれば小川で発電する小水力発電やバイオマス発電など自由に誰でも一定のルールを守れば送電線に電気を流すことができるようにする。しかし、送電線だけは公共インフラとして非営利で維持する。そして配電(電気の小売り)もまた誰でも一定の条件さえ守れば自由に参入することができるようにする。このようにしてドイツもアメリカも電力会社が次々にできていったという。そのほか『炭素税』を導入したドイツ政府は、その税の一部を企業の厚生年金の負担金に還元すると提案したところ、『炭素税』の導入に反対していた企業が賛成にまわり、アルバイトを正社員にするようになり正規雇用が増え失業率が下がったという。「これら全ては制度つまり仕組みの問題だった」と田中優さんはこの本の中で語る。
 さあ、優さんの本を読んだら、今度は、その仕組みを変えるために行動するのは私たちの番だ。政治家に働きかけたり、企業に働きかけたり、まわりの友人や知人や奥さんや恋人に働きかけて、みんなで「田中優さんの仕組みがいい」と大きな声を上げれば、『田中優さんの仕組み』も実現させることは可能なんだ。さあ、この本を読んだみなさんは『田中優さんの仕組み』を実現させよう。まだ読んでいない方は『ヤマダ電機…』を買って読もう。そして図書館にリクエストをしよう。図書館にリクエストをして本を置いてもらえればもっともっと多くの人に、この本を読んでもらえる。
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二色刷り、かわいいイラスト(恐竜がいっぱい!そして・・・これは優さん!?)と、大事なところに赤線がひいてあるのがとっても新しく、すらすら読めてしまいます。この夏に是非!
※ 10冊以上まとめてご注文したいという方は、どうぞ ”田中優の持続する志”小原美由紀までお知らせください。 happykoara3@yahoo.co.jp
特別割引ありです。詳しくはメールにて。

2010年8月2日月曜日

トークライヴ・上映会のお知らせ。







暑中お見舞い申し上げます。
暑い日が続きますね。みなさまお元気で過ごされてますか?^^
今年の夏はたくさん上映会が行われていますね。
いろんな場所で、いろんな波がおきてますね!!
ライヴ・アースでも、またまた上映会を企画しましたのでお知らせさせて頂きます。
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ご要望の多かった、ライヴ・アースまつやまの上映会が決まりました。田中優さんと、鎌仲監督のステージトークの映像を上映します。ぜひ、お越しください。
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8月21日(土)15時~会場:若草幼稚園3F 松山市味酒町3丁目5-1上映時間:3時間程度
無料
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※周りで見たいという方いらっしゃいましたら、ブースの方以外でも誘っていただいて構いません。

見たいけど、昼間は都合悪いという方
希望が多い場合(10名程度以上)、当日19時からの上映も考えています。
8/10までに人数をメールください。
開催の有無は、8/12頃ご連絡します。
当日限定のわくわく企画あり!!!

ライヴ・アースまつやま実行委員会